360 WalkMix Creator では最大128オブジェクトまで扱えますが、360 WalkMix Creatorの各レベルの最大オブジェクト数に合わせた”出力オブジェクト数(Output Objects)”に全入力オブジェクト(Input Objects)をプリレンダリングする必要があります。

全天球音場の固定の位置に配置するOutput Static Objectの数とTypeを決めます。

独立して配置できるダイナミックオブジェクトは単独のオブジェクトとしてエクスポートされるので、エンコード効率が良く音質的に有利になり、定位や動きも明瞭になります。

Output Static オブジェクト数 + Dynamic オブジェクト数 = 出力オブジェクト数 となるように各入力オブジェクトを割り振ってください。

この割り振りは、任意のレベル (レベル0.5/1/2/3) を選択することで自動的に実行できます。

 

デフォルトの設定では、ダイナミックオブジェクトを、曲全体の音圧が高いオブジェクトなどを優先に選択し、その他をStaticオブジェクトにレンダリングされるような割り振りをします。その際のStaticオブジェクトは、4.2.2という全天球音場を表現しやすい最小構成に (Level 0.5以外) 設定されています。
また、ダイナミックまたはスタティックオブジェクトを手動で変更することもできます。

多くの場合はこのデフォルト設定のままで良好な音質のエンコードが期待できるプリレンダリングができます。